大江山 いく野の道の 遠ければ
まだふみもみず 天の橋立
どうも。気がつけば機内モード、懐古主義ロビンソンです。
この詩を読んだのは、和泉式部の娘である小式部内侍です。歌合に呼ばれて、「詩の上手なお母さんから、カンペは届いたかな」的な挑発に返した詩だそう。
まだふみ(踏み・文)もみず
この時、母和泉式部は丹後に向かっており、天の橋立にはまだ着いていないこと、そしてそんなカンペは届いてない、とのダブルミーニング。切れ味えぐいです。Opinelに勝るも劣らず。
私も、LINEの返信が滞っており、常に「まだふみもみず」状態です。褒められたことでは決してありません。
さて、そんな天の橋立ですが、どうやらそこそこ歩けるらしいと知り、急遽行ってみることに。
片道2.6km、往復5.2km。なかなかでした。川からの流れと海からの流れがぶつかり、そこに土砂が堆積してできた道のようです。ぽかぽか陽気に少し涼しい潮風が心地よい時間でした。
その後、温泉を求めてホテル北野屋さんへ。日帰り入浴は15:00から。1番乗りで5分ほど独り占めしてやりました。
今回の旅の話はここまで。
懐古主義の振りをして、「LINEの使い方まだよくわかってないです。」とかなんとか言って、まだふみもみず状態はやめましょう。
ではでは。